初心者向け投資ガイド:これを読めばまるわかり!
最近ニュースやお金に関する動画などをみて、投資に興味をもった方にとって、投資は非常に魅力的な反面、複雑に感じることも多いでしょう。このブログでは、投資初心者が知っておくべき基本的な知識と役立つ情報をわかりやすく解説します。
はじめまして、ことの葉ブログの「こと葉」です。私は10年以上、金融機関や会社の財務、会計、また個人や会社の投資運用等を経験し、長年お金について学んできました。
これまで投資をしたことがない方へも直接レクチャーして、お金を稼ぐではなく「増やす」ことの第一歩のお手伝いもしてきました。
そして今回、金融についてもっと多くのみなさんに第一歩を踏み出してほしい!興味をもってほしい!と思いブログ書かせていただいてます!
社会人になって数年・・
そろそろ将来のことも考えて
貯金だけじゃなく投資に興味があるんですが、
言葉も難しくて、よくわからないし怖くて・・
新NISAや株式投資などを始めている方が多い中、まだまだ「わからないし、怖い」というイメージで踏み出せていない方も多くいらっしゃいますよね。
ほんとに一から学べるブログを作りたいと思って立ち上げましたので、「怖い」というイメージを持っている方こそ、読んでもらえると嬉しいです!
ポイント
✔️このブログで解決できること
- 投資関連のワードを学ぶことで投資初心者の不安解消
- リスクが怖い?!リスク管理の方法紹介
- 投資会社って手数料とられちゃう?日本の投資制度の活用法
1.失敗?!早く始めることが成功の鍵
よく聞く話かもしれませんが、資産運用は早く始めるほどその効果を最大化できます。その理由と、以下のポイントに注意しましょう。
時間の力を利用する
投資は時間を味方にすることで、複利効果を最大限に活用できます。長期間にわたって投資を続けることで、現在の資産を効率的に増やすことが可能です。(複利の効果については後で解説します。簡単に言うと雪だるま式に増えていくといったイメージです。)
リスク分散
早く始めることで、リスクを分散することができる時間が増えます。短期的な市場の変動に一喜一憂せず、長期的な視点で安定したリターンを目指すことができます。
2.投資の種類
まずは、ひとつひとつ簡単に説明しますね!
🔸株式投資とは
株式投資は、企業が発行する有価証券を購入することです。以下の点を理解しましょう。
〇 株式の基本
株式を所有することで、その企業のオーナーの一部となります。企業が成長すれば、配当金(分配金)や株価の上昇による利益を得ることができます。
〇 リスクとリターン
株式投資にはリスクが伴いますが、高いリターンが期待できる投資手段です。ただし企業の業績や市場の動向に影響されるため、分散投資が重要です。
〇 株主優待
よく聞く株主優待。一部の企業では、株主に対して特典を提供しています。これは投資家にとっての付加価値となります。株数に応じて優待の有無や内容の差がある場合があるので、注意しましょう。
🔸債券投資とは
債券は、企業や政府が資金を調達するために発行するもので、投資家は定期的な利息を受け取ります。
〇 債券の基本
債券は一定期間後に元本が返済されるため、安定したリターンが期待できます。リスクは株式に比べて低いとされています。
〇 利率と利回り
債券の魅力は安定した利息収入です。利率は発行時に固定されますが、市場金利の変動により債券価格が変動することもあります。
🔸投資信託とは
投資信託は、複数の投資家から資金を集めて、金融の専門家が運用する仕組みです。
〇 投資信託の基本
投資信託はプロが運用するため、初心者に適しています。株式や債券など様々な資産に分散投資することでリスクを軽減します。
〇 手数料
投資信託には運用手数料がかかりますが、その分プロの知識と経験を活用できます。手数料の低いインデックスファンドも人気です。
私は、大手の証券会社やネット証券で「株式投資」と「投資信託」などを行っています!
また、少額かつリスクなしで(ポイントなので自己資金は0)の
「ポイント運用」などもしてますよ♪はじめは少額でも推移をみるのも勉強になります!
3.損するのは嫌?投資にはリスクが伴うことへの理解
投資には必ずリスクが伴いますが、適切に管理や理解をすることで成功に近づけます。
「絶対儲かる」や「リスクなしの投資」などはこの世にないのです。
ですが、リスクの意味を理解できていない人が多く、無闇に投資を怖がって「投資をしない」と決めつけてしまったり、はたまたあまり理解をしていないからこそ、悪質な投資詐欺に任せてしまったり・・・
投資が恐ろしいものだと思い込むのは一旦ストップして、ゆっくり見ていきましょう!
リスクへの理解が必要
リスクとは、予想どおりにならない可能性のことです。値動きの振れ幅が大きいほどリスクが高いとされます。
分散投資が必須!
リスクを軽減するためには、複数の資産に分散して投資することが有効です。異なる資産クラスに投資することで、リスクとリターンのバランスをとることができます。
Aに投資した分がマイナス30,000円になってしまっても、Bに投資した分がプラス50,000円になっていれば、トータルは20,000円の利益となりますね。
資産の10万円と一括でひとつの会社に投資するよりも、数社に分けることで損失になった場合でも、その他のものでカバーすることができます。
初めてであれば尚更、ギャンブル的な方法ではなく、なるべくリスクヘッジしたいですね♪
4.すごい!複利効果の活用
複利の効果とは、利益が利益を生む仕組みです。長期的に運用することで、効率よく資産を増やすことができます。
先ほどすこし出てきた「雪だるま式」にお金が増えていく?!お話しです。
複利の基本
複利とは、元本(最初に支払ったお金)とそれによって得られた利益を再投資することです。この再投資が新たな利益を生むため、資産が雪だるま式に増えていきます。
1年目:100万円である株を購入しました。
その年の利益配分(配当金5%)は5万円でした。この5万円をそのまま再投資にまわします。
2年目:合計 105万円を投資しています。
その年の利益配分(利息)は105万に対して発生するので、5.25万円なのでそれをまた再投資します。
3年目:合計 110.25万円を投資しています・・・
このように初めに持っていたお金は「100万円」だったはずが、何もしなくてもは利息がどんどんついて、お金が増えていくというのが複利の効果です。
毎年増えていくということは、1年でも早く、長く続けられたほうがお金が増えますね♪
言葉だけ聞いたことあります!アインシュタインが発見したんですよね!!
そうです。よく知っていますね!彼は人類最大の発明とまで言っていますよ!
72の法則
複利運用で資産が倍になるまでの年数を計算する「72の法則」を活用すると、資産運用の目安を把握できます。
72 ÷ 金利(年利)= 資産が倍になるまでの年数
例えば、年利6%で運用すると12年で資産が倍にりますね!
72 ÷ 6(%)= 12
1000万円を年利6パーセントの株式に預けた場合
12年後には、2000万円になっているということですね!
※もちろんずっと金利が一定だった場合です。
昔は銀行に預けてたらこうなってたのか~羨ましい・・・
現在2024年の5月末時点で、日本はの金利はやっと1%台となりました。
アメリカの5%台に比べるとまだまだ差がすごいですし、日本で銀行にお金を置いておいても
リスクはないかもしれませんが増やすことは難しいですね。(※10年国債基準)
5.投資を始めるなら理解必須!新NISA・iDeCo
日本には初心者でも始めやすい投資制度があります。以下の制度を活用しましょう。
NISA制度
〇 NISAの基本
NISAは、投資で得た利益に対して非課税の優遇を受けることができる制度です。年間の投資金額に上限がありますが、若年層や中長期の資産形成に適しています。
〇 NISAのメリット
税制上の優遇があるため、少額から始める投資家にも最適です。投資信託や株式を非課税で運用できるのが大きな利点です。
「新NISA」制度という言葉は、よく耳にすると思います。
まず、自分が購入した投資で利益がでたときに、税金がかからないほうが嬉しいですよね。
リスクもあってどうせ税金もとられるなら・・と躊躇してしまいがちな、投資未経験の方にも投資を始めやすくした制度です。
新NISAというのは、もともとあったNISA制度が緩和された制度なので簡単に言うと、「良い改変があった」と思ってくださいね。
良い改変!そうなんですね!でも具体的には・・?
旧NISA制度には「一般NISA」というものと、「つみたてNISA」というものがあり、どちらにもメリットがあったのですが、反面〈どちらかしか保有できない〉といったデメリットもありました。
それが新NISAでは一本化されたことにより「成長枠」と「つみたて枠」といって、実質的にどちらも利用できるようになりましよ。
他にも新NISAはよいところがあって、
一年間に投資できる金額の制限が大きくなったんです。
「成長枠」では年間120万円から240万円へ
「つみたて枠」では年間40万円から120万円にまで
金額がアップし、税金がかからず期間も縛られずに運用できるようになりました!
なるほど・・確かに、NISAとつみたてNISA、iDeCoって
聞いたことはあるけど、よくわからないままでした・・
ついつい難しそうな言葉だとなんだか避けてしまって(^^;)
わかります!私もはじめはそうでしたよ。
新NISAの場合は簡単に言うと
年間の投資金額や限度額の違いはありますが、
「成長枠」は都度、個別で株式や数量などを自分で好きに選んで買う
「つみたて枠」は毎月一定の額、投資信託や株式を買う
といったイメージでOKです!
そうなんですね!!なんとなくわかりました!
普通に好き株や有名な株を好きな数量買うのか
定期預金みたいに、毎月同じところに同じ金額
投資し続けるかってことですね!
そうですね♪そのようなイメージです。
さらに積立をする際に投資信託であれば、いろいろな国の株にまとめて投資することになるので、分散投資というリスク回避もできるので未経験の方におすすめです♪
iDeCo(イデコ)
〇 iDeCoの基本
iDeCoは、個人で運用して将来の年金を準備する制度です。毎月の掛金を決め、自分で選んだ金融商品で運用し、60歳以降に年金として受け取ります。
〇 iDeCoのメリット
掛金が全額所得控除されるため、税負担を軽減できます。また、将来の年金として安定した資産形成が可能です。
〇 iDeCoのデメリット
デメリットというわけではないですが、60歳以降に年金としての受け取りしかできないため、原則、途中解約ができません。解約するにはかなりの要件を満たさなければならないのでハードルが高いです。
その代わりに、毎月の掛け金を減額したり、一時的にストップしたりすることは可能です。長くストップする場合には、将来的に思い通りの資産形成ができない場合もあるので注意しましょう。
年末調整などで全額を所得税の控除を受けれるのは、iDeCoの最大のメリットですね♪
次の記事で、投資のはじめ方の具体的な手順についてお話していきますので、ぜひ読んでいただければ嬉しいです♪